こんにちわ!ひとり社長専門税理士の海老名佑介と申します!(プロフィールはこちら!)
社長ひとりの会社や、従業員5人未満の会社だと、顧問税理士に必要性を感じないかもしれません。
- 今は社長ひとりの会社だし、顧問税理士はつける必要ない
- クラウド会計で自分で帳簿や決算書の作成はできる
- 税務申告書の作成も無料のソフトをネットで見つければできる
クラウド会計を使えば、自分で決算書の作成まで出来るんですよね!?
今は会社の規模も小さくて、顧問税理士をつけるまでもないし、自分でやってみようかな~
顧問税理士をつけずに社長自身が税務会計の業務を行うことは、悪いことではありません。
「社長一人の会社」や「従業員5人未満くらいの会社」であれば、頑張って勉強して、税務申告書の作成までご自身でできるかもしれません。
「ただ、自分で税務申告書の作成までは出来たとしても、税理士に最終的なチェックはしてもらいたい。でも、顧問税理士をつけるほどではない。」
そんな方も、多くいると思います。
確かに、税務申告書の内容を税理士にチェックしてもらうだけであれば、顧問税理士をつける必要はないでしょう。
しかし、顧問税理士を「税務に関する相談はもちろん、ひとり社長のお困りごとも相談できる存在」と捉えることで、顧問税理士をつける意義が出てくるのではないでしょうか?
そこで今回は、ひとり社長に向けて顧問税理士がどんなことができるのかについてまとめました。
この記事を読むことで、顧問税理士がひとり社長の強い味方だとわかり、事業が円滑に進むようになります。
ぜひ、最後まで読み進めてください!
ひとり社長は本業に集中した方が良い
「クラウド会計を使えば、初心者でも決算書まで作れるらしいので自分でやります。」
こんな声を最近よく耳にします。
確かに、決算書の作成…勉強すれば自分で出来なくもないでしょう。
ただ、会計のルールに基づいた正確な決算書を作成するとなると、それなりの勉強時間が必要になります。
また、会計ソフトの使い方なども覚える必要もあります。
ただ、私は、その時間がもったいないと思います。
ひとり社長の最もやるべきことは、マーケティング活動だと思います。
ですので、税務会計の仕事は税理士に任せていただきたいです!
「ひとり社長は、専門的知識を必要とする仕事については専門家に依頼して、マーケティング活動に集中した方が良い」というのが私の考えです。
簿記の勉強をして、会計ソフトの使い方を覚えて…といった時間を少しでも売上や利益が上がるための時間に充てるべきではないでしょうか?
ひとり社長の会社であれば、年間の税理士顧問料は高くても50万くらいです。
50万を12で割ると、月4万ちょっとくらいです。
月4万払って税理士に「会計ソフトへの入力」や「決算書の作成」などを依頼して、売り上げをもっと上げるための時間に充てた方が良いです。
ただ、会計ソフトへの入力に関しては、顧問税理士が社長にレクチャーしながら、ご自身で行うというのもありだと思います。
日々のお金の流れを確認するという意味でも、顧問税理士からサポートを受けながら、自分で会計ソフトへの入力をするというのは良いですね!
ひとり社長はお困りごとを顧問税理士に相談すべき
顧問税理士は、「会計ソフトへの入力」や「決算書の作成」だけをしてくれるわけではありません。
もちろん、日頃の税務相談にも対応できますし、その他のお困りごとについても相談して大丈夫です。
少なくとも、私自身は、ひとり社長から積極的にお困りごとを相談してもらいたいと思っています。
税理士は、社長がタイムリーにどんなことでお困りかは基本的にわかりません。
毎日顔を合わせているのであれば、話は別ですが、お客様とお会いするのは多くても毎月一回くらいです。
ぜひ、経営のお困りごと(それ以外のお困りごとも)は、顧問税理士に相談してみてください。
今は、チャットワークやLINEでも、気軽にやり取りできるようになっています。
ただ…顧問税理士に相談すればなんでも解決するとは思わない方が良いです。
お困りごとを相談することで、自分の考えが整理されたり、方向性を示してもらえると考えましょう。
それでもお困りごとを相談する価値は、十分あるはずです。
真摯に悩まれてることを相談されて、面倒だな…となる税理士は少ないと思います。
それでも、あからさまに面倒そうな対応を取るような税理士であれば、切り替えを検討しましょう。
税理士として、ひとり社長からお困りごとを相談されるのは信頼されているからだと思うので、とても嬉しいです!
ぜひ、どんどんご相談いただきたいです!
普段、お困りごとを相談できる人がいないので、親身になって聞いてくれる存在がいることはとても心強いです!
具体的に税理士はひとり社長のお困りごとに対してどんな対応ができるか?
ここでは、「税理士が、ひとり社長のお困りごとに対して、どんな対応ができるか」を具体的に説明します。
税理士ができる対応で、一番価値あることは社長のお困りごとを傾聴するということです。
「なんだ、話を聞くだけかよ。そんなの誰でもできるわ!」て思った方もたくさんいるかもしれません。
ただ、実はこれが一番の問題解決の近道だと私は考えます。
なぜ、そのように考えるのかを説明します。
恐らく、社長の悩みのほとんどは、社長の中で答えが出ているのだと思います。
思考が整理されておらず、また、何かしらのメンタルブロックが働いて、解決に向けた行動を起こせないでいるのです。
そして、思い返していただきたいのですが、普段、皆さんは経営の悩みに関して、真剣に話を聞いてくれる方はいますか?
あまりいないんじゃないでしょうか?
話し相手は、業者だけ。
業者と話するときは、いつも相手の商品の説明ばかり。
もちろん、税理士もそんな感じの人が多いかもしれません。
会って話をしても、税金の話ばかり。
経営のお困りごとを相談しても、「税務の観点からは…」と税理士に言われても…そこを悩んでるわけじゃない!みたいな。
もちろん、税理士なので、税務的な観点からのアドバイスは大事なことです。
ただ、社長が思考を整理していただくための、お困りごとの傾聴役としての役割のほうが顧問税理士としての価値があります。
お困りごとの傾聴に併せて、社長のビジネスのPDCAを回すお手伝いもできます。
事業計画書を一緒に作成して、予実管理をする。
予算と実績を比較して、予算を達成できていないときに、どのような対策を打てば良いのか?
ひとりだとなかなか考える時間を取ることができませんし、誰かと話すことによって良いアイディアが浮かぶかもしれません。
その話し相手として、顧問税理士を活用されるのも良いでしょう。
実は普段、考えていることはたくさんあるんですけど、行動に踏み出せないでいるんですよね。
顧問税理士の先生が考え方を整理してくれて、背中を押してくれるのであれば、経営者にとって欠かせない存在になりますね!
はい!ぜひご相談ください!
まとめ
今回は、ひとり社長に向けて顧問税理士ができることについてまとめてみました。
ひとり社長が顧問税理士をつける意義はあります。
- 税務会計の業務を代行してもらうことによるマーケティング時間の確保
- お困りごと解決のための相談役
この2点になります。
お困りごと解決のための相談役については、すべての税理士が相談役になってくれるわけではありません。
むしろ、少ないです。
当事務所では、代表税理士自らが、直接お客様の担当になり、ひとり社長のお困りごと解決に対する相談役になります。
もし、顧問契約をご検討いただけるという方は、下記のお問い合わせフォームよりご連絡ください!
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