あんしんオンライン税理士こんにちわ！あんしんオンライン税理士の海老名佑介です！（プロフィールはこちら！）
ひとり社長顧問税理士の変更を考えていますが、変更のタイミングなどで悩んでいます……
あんしんオンライン税理士顧問税理士を変更するタイミングなどは、注意すべき点がいくつかありますので、解説しますね！
顧問税理士を、何らかの理由で変更するときに、どのタイミングで変更するかって悩みますよね？
次の決算が終わってから……と考える方が多いでしょう。
一方で、「顧問税理士の変更のお引き受けはいつでも大丈夫ですよ。」という税理士もそれなりにいます。
あんしんオンライン税理士も「顧問税理士の変更はいつでも大丈夫」というスタンスです。
ただ、顧問税理士を変更される際に、注意する点を確認したり、必要なデータを揃える必要があります。
今回は、顧問税理士を変更するタイミングや注意する点、必要なデータについてまとめました。
- 顧問税理士を変更する前に確認すべきこと
- 顧問税理士を変更するタイミング
- 顧問税理士を変更する際に必要なデータ
当事務所は、スモールビジネスの会社向けでオンライン対応ができる税理士事務所です。
- チャットやzoomでのやり取りで良いから、代表税理士にカジュアルに対応してもらいたい
- 従業員は雇っても5名くらいまでで、拡大を考えていない
- 適切な節税をしながら、お金に困らない経営をしていきたい
- 面倒な税務会計は丸投げして、営業活動に集中したい
このようにお考えのひとり社長は、ぜひ当事務所の初回無料面談にお問い合わせください！
あんしんオンライン顧問税理士の詳細や料金表などは、こちらの記事もお読みください。
顧問税理士を変更する前に確認すべきこと
顧問税理士の変更を検討する理由は、以下の2つが多いでしょう。
- 今の顧問税理士が体調を壊した
- 今の顧問税理士に何らかの不満を抱いている
今の顧問税理士が体調を壊した
最近は、税理士業界の高齢化が進んでいるため、顧問税理士が体調を壊してしまった場合は、顧問税理士の変更もやむを得ません。
顧問税理士が体調を壊しても、税理士側が解約について何も言ってこないこともあります。
ただ、自社の税務会計業務が滞ってしまっては、諸々不利益が生じてしまいます。
長年お付き合いされた顧問税理士に解約を告げるのは苦しいかもしれませんが、勇気を出して解約を申し出ましょう。
今の顧問税理士に何らかの不満を抱いている
今の顧問税理士に不満を抱いてる理由には、以下のことが考えられます。
顧問税理士から何の提案もない
顧問税理士から何の提案もないと思われている方は、まずは以下のことを検討してみましょう。
- 顧問税理士に会計資料の提出はしているか？
- 顧問税理士に支払う顧問料は格安ではないか？
- 提案をもらうために顧問税理士に相談しているか？
顧問税理士に会計資料の提出はしているか？
顧問税理士に会計資料を提出していなければ、経営数字が何もわからない状態になってしまいます。
税理士が何か提案するには、提案の根拠となる経営数字が必要です。
もし、この記事を読んで会計資料を提出していないと思ったら、すぐに提出しましょう。
どんな会計資料を提出すれば良いかわからない場合は、顧問税理士に尋ねたほうが良いです。
顧問税理士から提案をもらうのはそれからです。
顧問税理士に支払う顧問料は格安ではないか？
以前、顧問税理士が何もしてくれないから切り替えを検討しているという方から連絡をいただいたことがあります。
お話を詳細にお聞きして、今の顧問税理士の顧問料を尋ねたところ、わからないと言います。
さらに深く聞いていくと、顧問料を払ったことがないとのこと……
ご本人曰く、「顧問税理士に何かをしてもらったわけではないから、払っていない」ということでした。
顧問料というのは、顧問契約を取り交わした時点で発生するものです。
その顧問料が、支払われなければ、税理士は動きたくても動けません。
また、格安の顧問料で、最低限のことをやるというスタンスの税理士もいます。
それが悪いわけではありません。
サービスの内容よりも、顧問料の安さを選ぶというのも選択肢です。
ただ、そこに顧問税理士からの提案は求めてはいけないということです。
今一度、顧問税理士にどういうスタンスなのか尋ねるようにしましょう。
その結果、顧問料とサービスの内容が見合っていないという判断をされる場合は、顧問税理士の変更も検討して良いと思います。
提案をもらうために顧問税理士に相談しているか？
何事もそうですが、待っていては何も起こりません。
自ら、顧問税理士に経営のことを相談されていますでしょうか？
その上で、面倒くさそうな態度だったり、興味なさそうな雰囲気を出してくるのであれば、顧問税理士の変更は考えても良いと思います。
ただ、上記でも説明した通り、見合った顧問料を支払っているかも併せて検討した方が良いです。
質問しても返事が遅い
質問しても返事が遅いと感じるスパンは人それぞれです。
土日祝日でも返事をしてほしいという要望や、1時間以内に返信してほしいという要望については、あんしんオンライン税理士でも、さすがにご対応が難しいです。
「数日～1週間待っても返事が来ない」などが続くようであれば、少し返事が遅いかなと感じます。
返事が遅い場合は、連絡手段についても検討してみましょう。
電話で連絡している場合は、メールに変えてみる。
メールでの返信が遅い場合は、チャットワークやLINE、Slackなどを使用していないか確認してみる。
それでも対応してもらえない場合は、顧問税理士の変更を検討しましょう。
顧問料が高い
顧問料が高いかどうかについては、顧問税理士に依頼している業務範囲によります。
例えば、顧問料1万円で、会計ソフトへの入力作業も依頼していて、何かしらの提案を求めるのは難しいです。
自社が顧問契約上、どこまでの業務を依頼しているのかを見直しましょう。
もし、わからない場合は顧問税理士に確認しましょう。
ミスが多い
ミスが多いのは、確固たる事実で、顧問税理士側に問題があることがほとんどです。
ただ、ミスではなく、顧問税理士が融通を利かして処理したという場面もある可能性はあります。
不信に感じる部分については、顧問税理士に説明を求めてみましょう。
そこで、不誠実な回答が来るようでしたら、顧問税理士の変更を検討しても良いと思います。
顧問税理士を変更するタイミング
顧問税理士をいつ変更するか？
まずは、現在の顧問税理士と取り交わした契約書上、契約の解除についてどのような取り決めになっているかを確認しなければなりません。
例えば、「解約は1ヶ月前に申し出なければならない」という記載があるのであれば、基本的にはそれに従う必要があります。
また、どのような形で解約するのか(書面なのか？口頭でも良いのか)も確認しましょう。
あんしんオンライン税理士契約書などがない場合は、今の顧問税理士と丁寧に話し合いましょう。
顧問税理士を切り替えるタイミングには、税理士によっても考え方は二つに分かれてくると思います。
- 直近の決算申告が終わってから
- いつでも大丈夫
あんしんオンライン税理士事務所は、いつでも大丈夫、というスタンスです。
ただ、申告期限間際で、申告書作成を急ぎでお願いします。というのは厳しいですが……
どのくらいが申告期限間際かという話がありますが、せめて申告期限の1ヶ月くらい前にはご依頼いただきたいと思います。
また、最低限揃えていただきたいデータがあります。
顧問税理士を変更するときは、必ず顧問税理士の引き継ぎに必要なデータを受け取ってから、解約するようにしましょう。
あんしんオンライン税理士穏便に顧問税理士を変更するためにも、解約の伝え方についても、気をつけるようにしましょう。
ひとり社長喧嘩は絶対ダメ。ですね……
顧問税理士を変更する際に必要なデータについては、下記で詳しく説明します。
顧問税理士を変更する際に必要なデータ
顧問税理士を変更する際に必要なデータは、税理士によって様々です。
あんしんオンライン税理士に、顧問税理士の変更をご依頼いただいた場合に、必要なデータは以下の通りです。
税務申告書一式3期分
「税務申告書一式」は以下の書類になります。
- 法人税の確定申告書
- 都道府県民税の確定申告書
- 市町村民税の確定申告書
- 消費税の確定申告書
- 決算報告書
- 勘定科目内訳書
- 事業概況説明書
これらは、基本的に、会社の確定申告が終わるたびに、顧問税理士からセットで送られてくるはずです。
製本されて送られてくることもありますし、PDFデータなどで受け取ることもあります。
あんしんオンライン税理士この税務申告書一式を3期分用意しましょう。
税務署などへ提出した届出書・申請書
「税務署などへ提出した届出書や申請書」とは、「会社設立の際に、税務署などへ提出した設立届一式」や、「本社移転したときに提出する異動届」などです。
代表的なものを以下の通り列挙します。
- 法人設立届
- 青色申告承認申請書
- 給与支払事務所等の開設届出書
- 源泉所得税の納期の特例に関する申請書
- 消費税に関する届出書
- 異動届
ひとり社長ちゃんと保管してたかな……
あんしんオンライン税理士万が一、見当たらない場合はご相談ください。
会計ソフトのデータ(総勘定元帳)
総勘定元帳は、確定申告が終わるたびに、上記の税務申告書一式と一緒に受け取ることがほとんどです。
会計ソフトのデータは、「変更先の顧問税理士が使用する会計ソフト」に取り込める形式で受け取りましょう。
他の会計ソフトから「freee」や「マネーフォワードクラウド」へ移行する場合は、下記のページをご参考ください。
基本的には、顧問税理士に移行する会計ソフトを伝えれば、移行用のデータを用意してくれると思います。
請求書・領収書などの証憑関係
請求書や領収書などの証憑関係は、期中は顧問税理士に預けていることが多いです。
これらも、返却してもらうようにしましょう。
定款・謄本その他
定款・謄本は、自社でお持ちの場合が多いと思いますが、ない場合は、以下の通りにします。
- 謄本 最寄りの法務局で取得する「法務局ホームページ登記事項証明書（会社・法人）を取得したい方」
- 定款 手続きを依頼した行政書士や司法書士に確認
また、電子申告をするために必要な「税務署の利用者識別番号」「地方税の利用者ID」とそれぞれの暗証番号もご確認いただきたいところです。
ひとり社長揃えるの結構たいへんだ……
まとめ：今の顧問税理士と円満に解約でき、必要なデータが揃えば、あんしんオンライン税理士では、いつでも顧問税理士の変更できます！
顧問税理士の変更をするときは、それなりのエネルギーが必要になるものです。
解約を申し出るのも気まずいですし、新たな顧問税理士を探すのにも、それなりの時間がかかります。
そして何よりも、いまの顧問税理士とはできるだけ円満に解約して、必要なデータを揃えましょう。
あんしんオンライン税理士は、いつでも顧問税理士の変更をお引き受けしております。
当事務所で、顧問契約をご検討いただける方は、まずは、下記の初回無料面談にぜひお問い合わせください！
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